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集客アップのネタ帳[認知編]|買いたくなるブランド認知の方法3選

集客アップは誰もが望んでいることです。

そのために私たちマーケターができることはたくさんあります。

特に大事なのが、人間を理解することです。

人は何を求めて、何を欲しいと感じ、どうすれば行動するのか。

これらを知った上でマーケティング施策を実行すれば、今よりも多くの顧客を集めることができます。

今回は、集客アップに利用できる「ブランド認知についてのネタ」を3つお伝えします。

ブランドが認知されることの集客への影響

ブランドとは、ある商品に対して顧客が感じる他の商品が持っていない「価値のある意味」のことです。

知っているブランドと知らないブランドでは、商品を買うかどうかに違った影響を与えます。

事例

ペプシ社が行った「ペプシ・チャレンジ」を知っていますか?

目隠しをした消費者に「ペプシコーラ」と「コカコーラ」を飲み比べてもらい、美味しい方を選んでもらうというペプシ社が仕込んだ企画で、多くの人がペプシを選んだという結果をプロモーションに使って、市場の巻き返しを計った伝説的なマーケティング施策です。

この企画によってコカコーラは市場シェアを奪われたのですが、どちらのブランドを飲むか事前に分かっていた場合、ほぼ全ての人が「コカコーラ」を美味しいと答えていたのです。

そして驚くことに、ラベルを貼り替えて「コカコーラ」だと説明されたペプシコーラを飲んだ人たちは、そのコーラが美味しいと答えました。

「美味しいコーラを飲みたい!」と思った時、味覚的に美味しいと感じるペプシではなく、美味しいコーラという認知がされているコカコーラを多くの人が選んでしまうというのは驚きですよね。

このことでブランドの持つ力が、私たちの感覚に大きく影響を与えていることがわかったと思います。

では、ブランドを認知してもらうために使えるコツについてお伝えしていきます。

ブランドやブランディングについては、こちらの記事で詳しく解説しているのでチェックしてみてください⬇︎

ブランディングとは?売れる商品にするための最強施策

買いたくなるブランド認知の方法① 広告で露出を増やす

広告で何度も何度もあなたのブランドを露出させてください。そうすれば、ブランドの認知は広がっていきます。

これはまさに大企業がやっている方法です。

ブランドを知ってもらうために、ブランドロゴやメッセージなどをひたすら露出させるというやり方です。

「これ、何のための広告なんだろう?」と感じる広告ってたくさんありますよね。

1人でも多くの顧客を今すぐに集めたいと思っているあなたには、無駄な広告に思えると思います。

その考え自体は間違いではありません。

「誰の注意も引かず、記憶にも残らない広告に何の意味があるのか?」という疑問を抱くのは、マーケターとしてのまともな反応です。

ですが、ブランドを認知させるためにはこれが効果的にはたらきます。

無視されるTVCMの効果を証明した実験

TVドラマの評価をしてもらう名目でTVCMを見せました。

結果

広告に関心を寄せて、内容を理解できた被験者のブランド認知の変化は7.3%でした。

広告にほとんど関心を寄せなかった被験者のブランド認知の変化は1.2%でした。

広告にほとんど関心を寄せなかったにも関わらず、1.2%の変化があったということに驚きませんか?

しかもこれは無意識に見せられたTVCM1回の影響だということを考えれば、大企業が無視される広告を大量に放映する理由も理解できます。

さらに広告の露出を増やすことは、接触機会を増やすことに繋がるため、「ザイオンス効果(単純接触効果)」の影響も受けられることになります。

ザイオンス効果とは、接触回数が増えればその対象への好意度が高まるというものです。

しかも、この効果はその人が意識していなくても効果を発揮するので、無視される広告でも商品への好意度に影響を与えることに繋がります。

とはいえ、無視されない広告の方がより効果的にはたらくので、広告は注目を集められるものにしましょう。

ザイオンス効果については、こちらの記事で詳しく解説しているのでチェックしてみてください⬇︎

ザイオンス効果とは|マーケティングで活用できる行動心理

買いたくなるブランド認知の方法② ファンを雇用する

あなたのブランドを気に入っている、その商品を使うことに対して熱量のある人をメンバーに引き入れることで、あなたのブランドの認知は広がって行きます。

ただお金が欲しいだけの人を雇ってはいけません。

特に、事業の立ち上げ期や成長期においては、関わるメンバーの情熱が事業を大きく育ててくれます。

エナジードリンクのトップブランド「レッドブル」は創業時、営業マンが空き缶をバーへ持って行き、それを潰してあちこちに置いて、レッドブルが人気だという演出をしたという話があります。

それくらい自分たちのブランドを愛していて、もっとたくさんの人に知ってもらうために、自分たちに何ができるかを考えて行動できる人をチームに招き入れることができれば、ブランド認知は広げていくことができます。

「採用には関わってないから難しいな〜」と思ったあなたに、マーケティング施策として同じ状況をつくる方法をお伝えします。

それが「アンバサダー」を用いることです。

アンバサダーとは、親善大使の意味です。

マーケティング施策においては、ブランドの顔としてそのブランドの普及のために公の場に出たり、発言をしたり、推薦をしたりする人のことをアンバサダーと呼びます。

公式に長期契約をしているインフルエンサーと思ってもらえれば良いです。

あなたのブランドを好きな人をアンバサダーとして雇うことは、マーケティング予算でもできます。

ファンを囲い込んで、自発的な口コミを作ろうと多くのマーケターが一生懸命になっていますが、ファンを雇用することでもっと直接的に友好的にファンの力を活用することができます

 

買いたくなるブランド認知の方法③ 共通の敵をつくる

「私たちvs彼ら」という構図を意図的につくることで、あなたのブランドへの認知は広がり、多くの共感を得られるようになります。

人には何処かに属していたいという気持ちがあります。

そして、自分の属している集団に対しては従うようになり、その他の集団に対してネガティブな見方をする傾向があります

アップルはこの「共通の敵をつくる」アプローチをマーケティングに取り入れてきました。

Windowsのユーザーを思慮のない集団として描いたり、「『macです』vs『パソコンです』」というコンセプトのCMでは、macユーザーをイケている人物として描き、パソコンユーザー(暗にウィンドウズユーザーを指している)をダサい奴として描いてきました。

それにより、「イケてる集団に属したい」という見込み客の感情にアプローチして、macユーザーを増やすことに成功しました。

他の商品とは違うということを見込み客に感じさせることができれば、あなたのブランドは認知され、共感されやすくなります。

注意してほしいのは、商品を対立軸に持ち出さないようにすることです。

直接的に他社の商品を引き合いに出して、自社の商品が優れているというようなアプローチをしてしまうと、誹謗中傷になり企業間での揉め事に発展してしまう可能性が高いからです。

商品ではなく、あなたの商品を使う人と使わない人との対比にすることで、直接的ではない共通の敵をつくることができます。

ブランドの目指す「こうありたい」と顧客の願っている「こうありたい」が合致する時、この「共通の敵をつくる」アプローチの発揮する効果は絶大になります。

 

集客アップのネタ帳[認知編]|買いたくなるブランド認知の方法3選 まとめ

ブランドの認知があるとないとで、買い手の感じる商品への期待が変わります。

ブランド認知を広げるために使える3つのネタについて紹介しました。

ブランド認知を広げるために使える3つのネタ

  1. 広告で露出を増やす
  2. ファンを雇う
  3. 共通の敵をつくる

注意を引かれる広告でなくても、ただその広告に接触しただけで、買い手の潜在意識にプラスの影響を与えることができます。

何度も接触させることで「ザイオンス効果(単純接触効果)」の力も上乗せされ、ブランドを認知してもらうこともできます。

あなたのブランドのファンを巻き込むことで、積極的にブランドを広めることができます。

あなたが雇用契約に関われなかったとしても、アンバサダーという形で契約をすれば、マーケティング予算でもファンを雇うことができます。

「私たちvs彼ら」の構図を意図的につくることで、見込み客や顧客をあなたと同じ側の人間に引き込むことができます。

同じ価値観を持った仲間だという意識を顧客に持ってもらうことで、あなたのブランドへの忠誠心は高まり、他のブランドへスイッチするトリガーを消滅させることができます。

広告に触れる、商品やロゴなどを目にすることで、それ自体が注目に値するものでなかったとしても、私たち人間の脳にはその情報が届きます。

もちろん、注意をひき、注目してもらえる広告にすることは大前提ですが、もしそうでなかったとしても、全く意味のないものではないということがわかります。

なので、積極的に広告をすることが、結果的にプラスに働くということを覚えておいてください。

はむ師匠
予算が限られている場合はしっかり考えて広告しようね〜
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はむ師匠

はむ師匠

マーケティングの力でハッピーになれる人を増やすために、マーケティングの知識を発信しているマーケティン熊。 「マーケティングを使える人が増えれば、今よりも世の中は良くなる!」と信じて、大企業からスタートアップ企業まで、今まで100社以上のマーケターにマーケティングの使い方を指導してきている。

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