マーケティング全般

マーケティングとは|初心者もプロも知っておくべき大切な考え方

マーケティングとは何ですか?

この質問にズバリ!と答えられる人は少ないです。

この記事では、マーケティングとは何なのか?について解説します。

はむ師匠
1番大切なお話だよ〜

時間がある方は動画で解説もしているのでチェックしてみてください⬇︎

 

結論:マーケティングとは『売れる仕組みづくり』

ビジネスにおいてマーケティングとは『売れる仕組みづくり』のことです。

仕組みというのは、「こうすれば、こうなる」という状態のこと。

例えば

6時にアラームをセットすれば6時に音が鳴るのが、目覚まし時計の仕組み。

食べ物を中に入れてボタンを押せば温かくなるのは、電子レンジの仕組み。

ピタゴラスイッチもスタートからゴールに自動的に玉が転がる仕組みですよね。

はむ師匠
ピタゴラスイッチ楽しいよね〜

 

マーケティングの目的

マーケティングの目的はセールスを不要にすることです。

マーケティングで目指すのは、買い手が「買わせてほしい!」と言ってくる状況を作ることです。

つまり商品を買ってもらうために、あれやこれやと説明をしたり、説得をしたりすることがなくても売れる状態です。

必死に営業をしている人からすれば、「そんなことあるわけないだろ!」と感じると思います。

例えば

Appleストアのスタッフは、来店した人に商品の売り込みをしません。

「今日は何をお探しですか?パソコンですか?スマートフォンですか?タブレットですか?ウォッチですか?」などと聞いてはきません。

来店した人は自分の好きなように商品を触り、欲しい気持ちを高め、最終的に自分にあったスペックをスタッフに相談し、納得して買って帰ります。

例えば

Appleストアに行ったことのない人は、馴染みの飲食店などを想像してみてください。

お店から「今日来てね!」「このメニューが安いよ!」などと言われなくても、定期的に行きたくなって自ら足を運んでいると思います。

それは、料理の味が美味しいからなのか、家や職場の近くだからなのか、店員さんの人が良いからなのか、そこに行く理由があり、自分の意思で商品を買いに行っています。

 

無理やり買わされるのではなく、自分が「欲しい!手に入れたい!」と感じて買いに行ってますよね。

これがマーケティングの成立している状態です。

はむ師匠
迷ったら目的に戻ろうね〜

 

人物紹介:ピーター・ドラッカー


経営学の父と呼ばれているピーター・ドラッカーは「マーケティングの目的は、販売(売り込み)を不必要にすることだ。」と言いました。

著書『マネジメント』で、従来の全体主義的な組織の手法を改め、自律した組織を論じています。

日本においては小説『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』(通称『もしドラ』)で有名な人です。

 

はむ師匠
これも有名な言葉だね〜

企業の目的が顧客の創造であることから、企業には2つの基本的な機能が存在することになる。すなわち、マーケティングとイノベーションである(ピーター・ドラッカー)

ドラッカーの考え方を学びたい方にはこちらもおすすめです。

 

マーケティングが必要な理由

あなた(買い手)と私(売り手)の2人しか存在しない世界にいるとします。

その時、その世界にマーケティングは必要ありません。

他の商品や他の売り手がいなければ、買い手は私からしか買えないからです。

はむ師匠
売るのに苦労しないよね〜

 

でも、現実世界は違います。同じような商品はいくつもあり、代用できる商品もたくさんあります。

同じ商品でも、高いモノ・安いモノ、有名なモノ・無名なモノ、評判の良いモノ・評判のないモノ、奇抜なモノ・無難なモノ、みんなが持っているモノ・みんなが持っていないモノ、全てを知ることができないくらい大量の商品とその売り手がいます。

そして、成熟した市場では多くの人が、必要なものをすでに手に入れてしまっています。

すでに満たされ、多くの選択肢を持っている買い手に「欲しい!」「買いたい!」と感じてもらうためには、

より価値の高い製品やサービスを作ったり、より買いやすい価格で売ったり、より手に入れやすい買い方にする必要があります。

だから、どんな企業にもマーケティングが必要なのです。

はむ師匠
はたらく全ての人をマーケティング使いに!

 

マーケティングの間違い

「マーケティングとは何なのですか?」

この質問をすると、

  • 調査すること
  • 商品を企画すること
  • キャンペーンを企画すること
  • 広告で集客すること
  • 話題を拡散すること

多くの人がこのような回答をします。

これらはマーケティング活動の一部ではありますが、マーケティングそのものを表してはいません。

マーケティングが『売れる仕組みづくり』だということをわかっていなければ、調査も商品企画もキャンペーン企画も広告も話題作りも、売れる状態を作るための行為ではなくなります。

まずは、マーケティングが『売れる仕組みづくり』だということを覚えてください。

その仕組みづくりの中で、自分の仕事がどういう役割を担うのかを知るところがスタートです。

 

マーケティングの誤解が生まれる理由

なぜマーケティングは曖昧なものになってしまっているのでしょうか。

それは、調査や企画や集客をマーケティングだと思っている人が、それをマーケティングだとして世の中に広めてしまっているからです。

調査会社や広告会社は自らをマーケティング会社だと名乗り、マーケティングを必要としている企業にマーケティング施策の支援をしています。

 

「マーケティング会社」で検索すると

「マーケティング会社ランキング」というページが1番上に表示されていたので内容を見て見ました。そこでは、インテージ・マクロミル・クロスマーケティング・サーベイリサーチセンター・日経リサーチなどが紹介されています。世の中的に”マーケティング会社=リサーチ会社”という認識があるので、こういう記事が検索結果に表示されていてもおかしくない状況です。それくらい、マーケティングの意味についてはよく知られていないのです。。

はむ師匠
ぜんぶリサーチ会社だね〜

 

マーケティングの手段は変わる

実際に、売れる仕組みづくりのためには顧客を知ることがとても重要です。

なので、「マーケティング=調査」という意味合いで取れなくもありません。

TVCMを流せば商品が売れる時代がありました。その時、「マーケティング=広告」と捉えても間違いではありません。

「こうすれば、売れる」状態を作るのがマーケティングなので、顧客の求めていることを調べたり、購買意欲を高める広告を出したりすることで、商品が売れるのであれば、それはマーケティングだと言えます。

ですが今の時代、顧客を調査したり、ただ広告を出すだけでは商品は売れません

 

昔のマーケティング

モノが不足している時代は、必要とされている商品を安く販売できれば、それで売れていました。

電化製品の3種の神器などという言葉があったくらい、生活者が欲しいモノは明確でした。

参考

電化製品の三種の神器(さんしゅのじんぎ)とは、戦後日本に普及した3種類の耐久消費財のこと。白黒テレビ・洗濯機・冷蔵庫の家電3品目。

そのため、大量に生産して販売価格を安くすることが、売れる仕組みだったと言えます。

生活者の必要としているモノを調査し、商品改良した商品を、大規模な広告で露出すれば、売れる仕組みが完成です。

はむ師匠
大企業しか生き残れない環境だね〜

今のマーケティング

ですが、必要なものが安く手に入る今、普通の生活を送れないような不便な状況はありません。

100均に行けば何でも揃いますよね。

はむ師匠
恵まれた時代だよね〜

なので、マーケティングを調査や広告などと捉えてしまっていると、『売れる仕組みづくり』はできません

今の時代、どうマーケティングしていけば良いのか、それについてこれから一緒に道場で学んでいきましょう。

 

マーケティングって何をすればいいの?

マーケティングは『売れる仕組みづくり』です。

つまり、「こうすれば、売れる」という状態を作る活動がマーケティングです。

では、どうすれば良いのか?についてお話します。

 

マーケティングを成功させるために必要な3つの要素

  1. 課題を抱えた人
  2. 課題を解決する商品
  3. 商品が買える場所への導線

この3つが無ければ商品は売れません。

課題を抱えた人がいなければ、商品を買ってくれる人はいないし、

課題を解決する商品が無ければ、売れるものが無いし、

商品が買える場所へ行けなければ、買うことができないからです。

逆に、課題を抱えた人がいて、課題を解決する商品があり、商品が買える場所へ来てもらえれば、商品は売れるということです。

つまり、「こうすれば、売れる」状態を作ることができるのです。

はむ師匠
中小企業でも勝てる環境なんだよ〜

 

マーケティングとは まとめ

マーケティングとは『売れる仕組みづくり』のことです。

その目的は「セールスを不要にすること」。

マーケティング=調査、マーケティング=広告が成立していた時代から、それだけでは成立しない時代になりました。

マーケティング自体が変わったのではなく、マーケティングとして有効な手段が変わっただけです。

 

常に「こうなれば、売れる」をどう作るかを考えるようにしてください。

マーケティングの成功に必要なのは、以下の3つです。

  1. 課題を抱えた人
  2. 課題を解決する商品
  3. 商品が買える場所への導線

この3つが揃えば、商品は売れます。

これらを揃えることがマーケティングの使い手としてやっていくことになります。

 

マーケティングの使い手が覚えておくこと

マーケティングはビジネス全体を包み込むような大きな考え方です。

実務に当たっているとどうしても粒に意識がいき、次々に違う施策に手を出してしまったりと、全体を見失いがちです。

そうなれば、『売れる仕組みづくり』からは遠くなっていきます

もし「どうすればいいんだ?」「何でこれやってるんだっけ?」と感じたら、マーケティングの意味と目的、そして成功のための3つの要素を思い出すようにしてください。

はむ師匠
忘れないようにね〜

 

マーケティングとは(補足)

 

「ビジネスにおいて」と前置きをした理由

マーケティングという言葉が使われるのは、一般的にビジネスの現場です。

ですが、マーケティングという言葉の意味をより広く捉えれば、それは「価値と価値の交換をしやすくするための仕組みづくり」だと言えます。

ビジネスにおける価値と価値の交換とは、「商品」と「代金」になります。

”商品と代金の交換をしやすくする=売れるようにする”ということなので、マーケティング道場ではマーケティングを『売れる仕組みづくり』と定義しています。

「価値」と「価値」に入る言葉を「企業」と「求職者」にすれば、企業の目線では採用活動をスムーズにするための考え方になり、求職者の目線では就職活動をスムーズにするための考え方となります。

「人」と「人」にすれば、人間関係をスムーズにするための考え方として活用できます。

はむ師匠
気になるあの子を振り向かせることにも使えるんだな〜

 

 

  • この記事を書いた人
はむ師匠

はむ師匠

マーケティングの力でハッピーになれる人を増やすために、マーケティングの知識を発信しているマーケティン熊。 「マーケティングを使える人が増えれば、今よりも世の中は良くなる!」と信じて、大企業からスタートアップ企業まで、今まで100社以上のマーケターにマーケティングの使い方を指導してきている。

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