webサイトを集客ツールとして活用するためには、改善が欠かせません。
意図した通りに訪問者が見てくれているのかを見て、あるべき状態へとテコ入れをしていくことで、、webサイトの目的を達成させていきます。
でも、webサイトの改善にはいろんなポイントがあります。細かいものを書き出したら100や200では済まないと思います。
なので、多くのマーケターが頭を抱えています。
どこから手をつければいいんだ、どれが効果的なんだ、と。
でも安心してください!今回はどんなwebサイトでも抑えておくべき、3つの改善ポイントについて紹介します。
できるだけ少ないリソースで最大の成果を手に入れられる内容なので、ぜひ実践してみてください!
目次
集客できるwebサイトに必要なたった1つの要素
集客できるサイトに必要なたった1つの要素があります。
それは「わかりやすさ」です。
あなたのwebサイトに訪れた人はそこまで集中して見てくれませんし、隅から隅まで読んだりはしません。
ちょっとでも「わかりづらいな…」と感じれば、すぐにサイトから出て行ってしまいます。
なので、webサイトの全てにおいて「わかりやすさ」を意識するようにしてください。
例えば
- わかりやすい言葉が使われているか
- わかりやすい見た目になっているか
- わかりやすい情報の伝え方になっているか
- わかりやすい商品を提案しているか
- わかりやすい導線になっているか
など。
多くのマーケターが、見込み客は自分たちの商品のことを知りたいという勘違いをしています。
そのため、webサイトに自分たちの言いたいことを詰め込んでしまい、誰も読んでくれない情報で埋め尽くしてしまっています。
集客できないwebサイトの特徴についてお話しします。
集客できないwebサイトの特徴
ズバリ、わかりにくいwebサイトは集客できません。
具体的には
- ページ内に情報が多すぎる(同じ種類の情報が複数載っている)
- 内容に関係のない写真を使っている
- 文字が多い
- ページが階層化されていない
- ベネフィットが示されていない(商品がもたらすプラスの結果)
- 商品の特徴が具体的に示されていない(特徴/仕様/機能/使い方など)
- 信用するための情報が示されていない(実績/評価/推奨など)
- 申込しやすい提案がされていない(申し込んで良いのかどうか迷わせてしまう)
- 申込フォームへの導線が目立っていない
- 何をして欲しいのかが具体的に示されていない
など。
粒な要素はいくつもありますが、要はわかりにくいということです。
訪問者を迷わせてしまうような作りになっているのが、集客できないwebサイトの特徴です。
webサイト改善3つのテコ入れポイント
集客できていないwebサイトを改善するための3つのテコ入れポイントがあります。
- 情報を絞る
- 申込導線を前に出す
- 顧客化の3要素を用意する
それぞれ解説していきます。
webサイト改善のポイント① 情報を絞る
わかりづらいwebサイトで最も多いのが「情報の詰め込みすぎ」です。
自分たちが持っている情報を全て出そうとするあまり、文字が多く読みづらいページになったり、ページが多く情報が探しにくいwebサイトになったりしています。
なので、情報を絞ってください。
情報を絞るためには、ターゲットを絞る必要があります。
顧客にしたい相手によって、必要な情報が変わるからです。
あなたの売っている商品について詳しい人と詳しくない人では、届けるべき情報もその届け方も変わります。
なので、ターゲットがどんな人で、どんな情報を知るためにサイトに訪れてくれているのかを考えてください。
それによって、トップページで何を伝えなければいけないのか、その次にどのページを見てもらうべきか、そこでどんな情報を伝えて、商品への納得感を手に入れてもらって、申込へと進んでもらえるかがわかるようになります。
複数の商品があるなら、究極は1つに絞ります。
それができないなら、メインで推す商品を1つに絞ってください。
そのメインの商品を申し込んでもらうために、そのwebサイトが存在して、オプション的には他の商品の情報もあるという形が望ましいです。
webサイト改善のポイント② 申込導線を前に出す
申込導線とは、申込フォームへの道のことです。
申込フォームへ入力完了してもらうことが、webサイトの目的です。
ただ情報を見てもらって達成される目的はありません。
キャンペーン告知用のサイトなどもありますが、webマーケティングに取り組む企業のほとんどはwebサイトを集客のためのツールとして使っているはずです。
なので、必ず申込導線を進んでもらう必要があります。
資料請求や問合せなどをwebサイトのコンバージョン地点にしている場合、申込導線が目立っていないことがよくあります。
ヘッダーメニューやフッターメニューにテキストリンクが貼ってあるだけというサイトは多いです。
申し込みページへ来てほしいのに、控えめに誘っていては移動してくれませんよね。
なので、webサイトの中で申し込みページへの導線の存在感を出すようにしてください。
何をしてほしいのかを具体的に示して、わかりやすく誘導するようにすれば集客は改善されます。
webサイト改善のポイント③ 顧客化の3要素を用意する
顧客化の3要素とは以下の3つです。
- ベネフィット
- コンテンツ
- オファー
- 顧客が商品を使うことで手に入れるプラスの結果(ベネフィット)
- 商品や売り手のことを信用するための情報(コンテンツ)
- 商品を買い求めやすくするための取引条件の提案(オファー)
この3つがなければ、見込み客は顧客になりません。
自分の課題が解決すると知り、その商品も売り手も信用でき、買わずにはいられない提案があって、初めて買おうと決断します。
なので、webサイトではこの3つの要素を揃えておく必要があります。
具体的にはこのような内容を示します。
- あなたの商品を買うと顧客にはどんなメリットがあるのか
- 見込み客の抱えている課題がどう解決するのか
- なぜそう言えるのか
- なぜあなたの提案を受け入れるべきか
- どう顧客のリスクを肩代わりするのか
そうすれば、見込み客はあなたの求めるゴールへと近づいてきてくれます。
webサイト改善する前に見直しておきたい集客できるサイト構造
集客できるwebサイトには基本構造があります。
まず、この基本構造になっているかを見直してください。
webサイトの構造は大きく、TOPページ→コンテンツページ→申込ページに分かれます。
- TOPページは、見込み客の興味づけをするためのページで、コンテンツページへの導線となるページです。
- コンテンツページは、見込み客が納得するためのページで、申込ページへの導線となるページです。
- 申込ページは、見込み客が顧客へと変化していくためのページです。
集客のためのwebサイトの目的は、見込み客に申込をしてもらうことです。
なので、申込ページに見込み客を連れてくるために、コンテンツページがあり、TOPページがあると考えてください。
TOPページであれこれ説明していては、この構造が崩れてしまいます。
その時、見込み客にとってわかりづらいwebサイトになり、集客できないwebサイトが出来上がります。
集客できるサイト構造にするためのアクション
ページが多すぎて訳がわからない、どこから手をつけていいかわからないと感じているなら、まず申込ページだけ見てください。
「このページを見て見込み客は申し込みをするだろうか?」と質問をしてみてください。
すると、申し込みをしてもらうために必要な情報が見えてくるので、その情報をコンテンツページにわかりやすくまとめます。
次に、「このコンテンツページに見込み客が来たいと思うためには何が必要か?」を考えます。
すると、TOPページでどんな情報と誘導のための導線があれば良いかが見えてきます。
それがあなたのwebサイトの背骨になる部分です。
この背骨に沿ってwebサイトを見てもらえれば、申し込みをしてくれるという流れができていればOKです。
流れができていないと思うなら、どのプロセスに弱さがあるのかを見てみてください。
- 申し込みフォームがわかりづらい
- コンテンツページの情報が薄い、文字ばかりで見づらい
- TOPページからどう遷移すれば良いのかわからない
など、流れを邪魔する要素が見えてきます。あとは、そこを改善すれば良いだけです。
この「最低限これがあれば集客は成立する」という状態から始めてください。
webサイト改善で困っている人必見!重要な3つのテコ入れ まとめ
多くのマーケターがwebサイトを改善して、集客を増やしたいと思っています。
本や記事などで紹介されているいろんな部分最適はありますが、正直サイトの規模感やサイトへの導線の作り方によって、適切な改善策は変わります。
今回は、どんなwebサイトにも活用できる本質的な改善方法についてお伝えしました。
集客できるサイトで最も大事なことは「わかりやすい」ということです。
webサイトをわかりやすくするための3つの改善ポイントがあります。
- 情報を絞る
- 申込導線を前に出す
- 顧客化の3要素を用意する
ターゲットを絞り、商品を絞り、導線をシンプルにすることでwebサイトはわかりやすくなります。
申し込み導線を前面に押し出し目立たせることで、どういうアクションを取れば得たい結果が手に入るのかを示すことで、webサイトはわかりやすくなります。
見込み客を顧客化するための3つの要素、ベネフィット・コンテンツ・オファーを用意することで、webサイトが商品のカタログから集客ツールへと変わります。
多くのwebサイトが後から後から継ぎ足してゴテゴテになってしまっています。
運営者自身もどこに何があるのかわかっていないwebサイトってありますよね。
そんなサイトが訪問者にとってわかりやすいサイトであるはずがありません。
集客に活用できるwebサイトにするために、TOPページ→コンテンツページ→申し込みページの背骨をまずしっかりと構築してください。
見込み客を顧客化するために足りていない要素を追加していくというやり方をすれば、情報量が多くても訪問者を迷子にさせず、必要な情報を必要な人に届けることができ、集客力が高まっていきます。
是非あなたのwebサイトの背骨を見直してみてください。